Sound Interview
妥協しない姿勢で、
そこにあるべき音をつくる
Rikuo
サウンドデザインチーム 2019年新卒入社

効果音の制作や音の組み込み、ボイスの整音など、楽曲以外ほぼ全てのゲーム内の音を担当する。また、CMやトレイラーのMAなど、プロモーションに関連する音に携わることもある。

制作も実装も・・・
サウンドデザインの実感

ソーシャルゲームのSE制作や組み込みを経て、コンシューマー向けカードバトルゲームやスマートフォン向け育成シミュレーションゲームなどの開発に携わりました。現在はSEを作るだけではなく、エンジニアと相談のうえ「どのように組み込むか」や「どのようにゲーム上で鳴らすか」といった実装部分にも関わっています。様々な部署のスタッフと協力して容量や仕組みを考えるプロセスは、難しく感じることもありますが、広義のサウンドデザインを学べている実感があり、やりがいを感じています。

サウンドデザインの
苦労と達成感

一口にサウンドデザインと言っても、そこには思いがけない苦労もあります。例えば、「収音」はその一つです。リアルな街の音が使いたいとなった場合、街中へ行って収音をする訳ですが、道行く人の話し声や、緊急車両・飛行機の音が入ってしまった場合は使えません。ゲームの中では不要な音になってしまいます。納得できるテイクが収音できる場所をひたすら探し、撮っては確認を繰り返して、一つずつ音を丁寧に制作しています。苦労はありますが、そうした音をゲームへ実装してしっくりきた時は、心から「頑張って良かったな」という達成感を覚えます。

挑戦を後押しする
文化

「やりたいことや挑戦したいことは、どんどん伝えてほしい」ということを、よく先輩から言われます。できることに挑戦するのではなく、できなくてもいいからまずは挑戦してほしい、その挑戦からの学びを次の作品に活かしてほしい、という意味です。こうした「挑戦を後押しする文化」こそが、サイゲームスらしさそのものだと私は思います。実際、興味のある仕事に手を挙げると「やってみるといいよ」と快く認めてもらえることが多く、本当にありがたいなと思っています。

インプットと
傾聴力で成長を

“良い音”を作るために、日々ゲームや映画・アニメといったコンテンツに触れ、その中の“良い音”をしっかり聴いて、どうして良いのかを分析して次の制作に活かすようにしています。ただし、それだけだと自身の考えに偏ってしまうので、周囲から知識を吸収することを意識しています。相手の話に興味を持ち、しっかりと意味を理解しようとする「傾聴力」のある人は伸びやすいはず。知りたいこと以外の要素も先輩から引き出して、貪欲に自分のものにしていって欲しいです。

※内容は取材当時のものです。