Designer Interview
素直さを忘れずに、
イメージを超える表現を
描く
Yuka
インタラクションデザイナーチーム 
アニメーションデザイナーサイド 2019年新卒入社

スマートフォン向けタイトルのエフェクト制作全般に携わる。発注の多くは文字ベースで来るためイメージを膨らます必要があるが、「動きや表現が難しいものほど燃える」という。

ゲームを彩る
エフェクトを担当

スマートフォン向けカードゲームのエフェクト制作を担当しています。イラストレーターが描いたイラストやUIデザイナーが制作したUIをもとに、光や炎、爆発など、さまざまな演出を加えていくのが仕事です。現在は、他のスタッフが制作したものの一次監修もしています。
場面の移り変わりが少ないカードゲームでは、プレイ中にカードを出したときのインパクトや爽快感を演出するアニメーションが大切な要素の一つ。ユーザーのみなさんに「かっこいい」と思っていただけるようなものになるよう、他のスタッフとも協力し合いながら制作をしています。

テキスト情報から
2Dアニメーションを生み出す

制作のもととなるのは、プランナーが書いた発注書(字コンテ)です。文字通りテキスト情報からイメージを膨らませて2Dアニメーションを作っていくのですが、ここにこの仕事のやりがいがあります。例えば、カード召喚時のエフェクトを作る際も、最初の情報は文字。そこからイメージを膨らませ、最終的にプランナーの想像を超えるものに仕上げるようにしています。ただの文字情報がやがて演出になるそのプロセスは、2Dアニメーターだから生み出せるものだと思います。また、プランナーもそれぞれに癖や好みがあるので、それぞれの人となりや文章の特徴を理解することも大切。監修する際はその点も考慮して指示を出します。

新人時代にかけられた
先輩の優しい言葉

新人時代、ヘルプとして他のタイトルの業務を担当したことがあります。右も左も分からない中で突然与えられた仕事で戸惑うばかり。マニュアルを睨みながら何とか作業をしましたが、やはり分からないことだらけです。申し訳ないと思いながら、とある先輩を何時間も質問攻めにしてしまいました。やがて落ち着いた頃、改めて「すみません、こんなに長くなってしまって」と謝ったところ、先輩から「新卒は分からないことを聞くのが仕事だから」と優しい言葉をもらいました。当時の自分の心を軽くしてくれた、大切な思い出です。

「素直さ」が伸びしろを
埋めていく

中途社員のみを募集する同業他社もある中で、サイゲームスは設立後すぐに新卒採用をおこなっています。実は入社以前からこの点が気になっていて、「なぜサイゲームスは新卒を採るんだろう」とずっと考えていました。入社後、社内の人たちの話を聞き自分なりに考えた結論は「素直さに期待している」ということ。入社当初、中途社員より仕事に慣れていない新卒社員ですが、その分伸びしろがあるとも言える。そしてその伸びしろを埋めるのは、周りの先輩の話を受け入れてそれを即座に反映する「素直さ」だと思ったのです。その意味では、高いスキルや豊富な知識よりも、柔軟な頭や話を聞く姿勢の方が重要かもしれません。これから入社する方も、ぜひそんな視点でサイゲームスに来て頂ければと思います。

※内容は取材当時のものです。