Cross Talk大阪サイゲームス座談会

「大阪サイゲームス」ならではの
文化とこれから

2015年に設立された大阪サイゲームスは、コンシューマーゲームの開発を専門的に行うスタジオだ。
今回、新卒で大阪サイゲームスに入社した若手スタッフ3名に、入社の経緯や仕事内容などに加え、
大阪サイゲームスならではの文化を語ってもらった。

Shota
コンシューマー エンジニア
2019年新卒入社

学生時代はプログラミングやゲーム開発に必要な知識を幅広く学んだ。サイゲームスの「最高のコンテンツを作る」ことに対する真摯な姿勢と熱意に共感し、入社を志望した。

Mai
3DCGデザイナー
2021年新卒入社

ゲームに関わる仕事がしたいと考えて専門学校に入学。モデリングやモーション、背景デザインなど幅広く学ぶ中で、キャラモデルに骨などを入れるリグが一番自分に合っていると感じリガーを志望した。サイゲームスのチームを大切にする社風に惹かれ入社。

Iwaki
コンシューマー エンジニア
2020年新卒入社

大学では大規模無線通信の研究を行っていた。小学生の頃から始めたゲーム開発の面白さに没頭し続け、就職活動はゲーム業界を選択。クオリティーに対するサイゲームスのこだわりに魅力を感じ、入社を決意。

Session 01
サイゲームスへ入社を決めた
きっかけは何ですか?
Mai
元々ゲームが好きだったことに加え、私は人と話すことも好きだったので、さまざまな職種がコミュニケーションを取りながら、協力してものづくりができるゲーム業界を志望していました。就職活動ではいろんなゲーム会社の話を聞きましたが、サイゲームスはチーム力やコミュニケーションを大切にしていると感じられ、自分に合った会社だと思い入社を決めました。
Iwaki
私は、サイゲームスがコンテンツのクオリティーに対して真摯に向き合っているという印象を受けたことが、入社を決めた理由になりました。そう感じたのは「神撃のバハムート GENESIS」というアニメコンテンツに触れたときです。ぱっとビジュアルを見ただけでも強いこだわりを持って作られているとわかりましたし、サイゲームスはゲーム会社のイメージが強かったので、アニメにも全力でこだわっていることに驚きました。その後実際にゲームもプレイしてみて、どのタイトルも非常に丁寧に作りこまれていると感じました。ゲームだけでなくアニメやマンガでも、いいものを作るために投資を惜しまずにこだわる姿勢に強く共感しました。
Shota
「最高のコンテンツを作る会社」というビジョンが会社全体に浸透していますよね。私もゲーム開発への熱量を端々から感じられたことが魅力で入社を決めました。就職活動時にサイゲームスが作っているゲームは一通り触れていましたが、どれもしっかりと作り込まれていて、ゲームに対するこだわりを感じられました。また、コンシューマーゲーム開発に関わりたいと考えていたので、その点でも大阪サイゲームスは魅力的でした。
Session 02
今はどんなお仕事をされていますか?
Mai
私は、3DCGデザイナーの中で「リガー」と呼ばれる役割を担っています。モデラーが作ったキャラクターの3Dモデルに、骨や関節を入れ3Dモデルを動かすための仕組みを作る仕事です。MayaやMotionBuilderというソフトウェアを使って作業をすることが多いですね。自分が作った仕組みによってキャラクターの動きが変わってしまうので、キャラクターのイメージをうまく表現できるよう、こだわりを持って作成しています。
Iwaki
私はサウンド関連のプログラミングを担当しています。ゲームのイベントシーンや戦闘時の音量を調整する仕組みを作ったり、音量の順位付けを設定するツールを開発したりしています。その他にも、サウンド職が効率よく作業するためのツール開発を行うこともあり、それを使った人に喜んでもらえることが、やりがいの一つになっています。
Mai
もともとIwakiさんはサウンドに関することを学んでいたんですか?
Iwaki
音波という部分では研究していた内容と関わりがありましたが、サウンド職と比べると知識もセンスも足りていませんでした。サイゲームスはやりたいことにチャレンジさせてくれたり、勉強会など知識を得られたりする機会も多いので、一から学ぶことはたくさんありましたが挑戦できてよかったと思っています。
Shota
私は、QAエンジニアとして製品の質を底上げする仕事をしています。具体的には、ゲームを自動でテストするシステム開発を行っています。チームメンバーが効率よくバグを発見し、修正できる環境を整えることが役割です。QA工程でバグを見落としてしまうと、製品にそのままバグが入ってしまうため慎重に対応をしています。一方で、自分が開発したツールは多くのスタッフが利用するものなので、例えばPJのメンバーの作業時間が私のツールで1日当たり10分縮まれば、10分×人数分の時間が生み出せます。浮いた時間をクオリティーアップの時間に回せるので、そうした部分に面白さを感じています。
Session 03
大阪サイゲームスならではの文化を
教えてください。
Mai
仕事外では雑談も多く和気あいあいとしています。対面でのイベントは減りましたが、その分リモート懇親会を開催したり、昼休みにオンラインで雑談などをしたりして、オンラインでも他のスタッフとたくさん話をしています。
Iwaki
コミュニケーションは本当に多いですよね。私は、リモートで仕事をしているのですが、社内で利用しているチャットツールで頻繁にコミュニケーションを取っています。そこでは仕事の話だけでなく、誰もが自由に何でも書き込める場所があるんです。つぶやき感覚で投稿されたゲームやアニメの話に、興味のある人がコメントをして話がどんどん膨らんでいくなんてこともよくありますよ。
Shota
私が入社した頃、大阪サイゲームスのメンバーはまだ100人くらいでしたが、今では250人ほどになり、どんどん大きな組織になっています。でも、昔のアットホームな優しい雰囲気はずっと残っています。
Mai
人数が倍になっても、ずっと同じ雰囲気を保っているんですね。
Shota
やはり、トップも含めてスタッフ全員が大阪サイゲームスの良い雰囲気を大切にしていることが大きいのではないでしょうか。クオリティーの高いゲームを開発するためには職種間の連携が重要なため、コミュニケーションが取りやすい雰囲気を全員で作っているように感じています。
Iwaki
チームで取り組む仕事だからこそ、働きやすい環境づくりも大切にしていますよね。基本的に優しい人が多いですが、それでも仕事のクオリティーに対しては一切手を抜かないところも特徴だと思います。
Shota
業務のフィードバックは些細なものでも、必ず伝えてくれます。クオリティーを上げることはもちろん、相手の成長を考えているからこそ、きちんと指摘をしてくれるのだと思います。全員が「最高のコンテンツを作る」という方向に向かっていますから、率直な意見を言い合っても決して雰囲気が悪くなることはありません。
Mai
新卒でも良くするための意見を言うことや提案などができる環境ですよね。
Session 04
どんな人が大阪サイゲームスに
合っていると思いますか?
Mai
挑戦する気持ち、まずはやってみようという考えを持っている方が合っていると思います。プロジェクト内で任されたことだけをやるのではなく、自ら「これをやってみたい」「あれもやってみたい」と言える人が多いほど、ゲームのクオリティーは上がっていくと思います。
Iwaki
「叶えたい目標や、成し遂げたい夢がある」というのはとても大事ですよね。そういう方に入社してほしいですし、自分もそうあり続けたいと思っています。「この担当だから、これをやる」のではなく、パートにこだわらない幅広い動きができると得られる知識や経験も多いので成長に繋がります。
Mai
そうですね。後は、社内だけでなく社外の人とも関わることが多いので、やはりコミュニケーション力はあればあるほどいいと思います。
Shota
お二人に加えて、「積極的に意見を言える力」も大切になりますよね。そして、「意見を素直に受け入れる気持ち」も必要です。
Iwaki
確かに「最高のコンテンツを作る」ためには欠かせない力ですね。
Shota
上も下も関係なく、クオリティーを上げるためにはさまざまな意見やアイディアが必要です。先輩に対しては言いにくい…なんて思わず、どんどん声を上げられる人がいいと思います。先輩も意見をきちんと聞いてくれますし、アイディアを叶えるために知識や経験を共有してくれます。
Mai
新卒もクオリティーを上げる開発者の一人として、何ができるか考えて行動をすることが大事ですよね。
Iwaki
最高のコンテンツを作るために、やりたいことを持った人が集まっているのが大阪サイゲームスです。昨年から大阪サイゲームスでもプランナー(総合職)の採用が始まりましたし、いろいろな想いを持った方がこれから入社されると思うと、とても楽しみですね。
Mai
今年からはUIデザイナーやテクニカルアーティスト、背景イラストレーター、モーションキャプチャースタジオスタッフといった職種の募集も新しく始まりますよね。
Shota
私が入社したころに比べると、大阪の新卒の割合も増えて良い縦の繋がりができているのではないでしょうか。新しい職種の募集も始まって、より大阪サイゲームスが盛り上がっていくと思います。一緒に会社を盛り上げて、最高のコンテンツを世界中の人たちに届けたいという熱い想いを持っている方には、魅力に感じてもらえる環境だと思います。
Session 05
最後にゲーム業界で、サイゲームス
での就業を
検討されている方へ
メッセージをお願いします。
Mai
先ほどから話に出ているように、大阪サイゲームスはやりたいことをやらせてくれる会社だと思います。実際に、上長も常に「やりたいなら手を挙げてほしい」と言ってくれる環境です。挑戦ができる環境の中で経験を積み重ねて、ユーザーのみなさんに最高のコンテンツを届けたいと思います。
Iwaki
働いている先輩スタッフたちは、最高のコンテンツを作りたいという熱い想を持って日々切磋琢磨しながら開発をしています。ぜひ、チームでたくさんコミュニケーションを取りながら、一緒に成長していきましょう。そして、想い描く未来を語り合って、一緒に実現していけたらうれしいです。
Shota
メンバーの成長に対しては、協力を惜しまない会社だと思います。分からないことがあれば先輩が必ず教えてくれますし、いつでも勉強ができるところが大阪サイゲームスの魅力の1つです。新卒のパワフルさと今いるスタッフの知識や技術をかけ合わせて最高のコンテンツを作っていきたいです。

※内容は取材当時のものです。